薬と音感の話

二週間ほど前に風邪をひいたのですが、喉の腫れがなかなかひかず、咳が止まりません。会社の医務室で月曜・木曜・翌火曜と診てもらっても治らないので、耳鼻咽喉科へ行ったところ、前三回とは違う薬を三種類処方されました。その中に、「フラベリック」というものが。

フラベリック錠20mg(QLifeお薬検索)
まぁ、ごく一般的な咳止め薬みたいです。

それで、上記サイトなどで薬の効能なんかを調べていたわけですが、気になるサイトがいくつか出てきました。

風邪薬「フラベリック錠」と絶対音感の関係
音が低く聞こえる薬の巻

フラベリックを飲むと、副作用で、音程が半々音低く聞こえるようになるみたい。どうなるものかちょっと楽しみにしつつ、その日は昼と夜に薬を飲んで就寝しました。


で、翌朝。なーんか重苦しい感じで会社に着いたら…


「ピンポーン↓」 エレベーターの到着音が低い!
「ポーン↓」   オフィスのゲートの音が低い!
「プルルル↓」  電話のベルが低い!


電子音は特に顕著。意識して聞いていると、電車の発車メロディ、iPodの曲なども微妙に低く聞こえました。上記サイトでは半音の三分の一とあり、まさにそのくらい。

これ、非っ常に気持ち悪いです。

一応僕、ピアノを6歳から10年ほど習っていたので、絶対と相対のあいだな音感を持っています。人よりは少しだけ音に敏感なので、その微妙な音程の差に慣れません。人の声なんかはほとんど気にならないのだけど。ただでさえ体調悪いのに、憂鬱で気持ち悪くなります。


この不思議体験、フラベリックを飲めば高確率で体験できるみたいです。
季節の変わり目で体調崩された方、体を張った体験レポートをお待ちしてます。
(そしてお大事に…)


ファイザーも一応記載はしたみたいです。

フラベリック錠ファイザー株式会社)

2)その他の副作用
聴覚異常(音感の変化等)*1:自発報告のため頻度不明