2011年のIPO

2011年のIPOは40社前後、というのが業界のコンセンサスみたい。

11年の国内IPOは最大40社に倍増へ、MBO案件再上場も−野村証Bloomberg

  1月31日(ブルームバーグ):2011年に日本の株式市場に新規株式公開(IPO)する企業数は、前年比で最大2倍程度増える可能性が指摘されている。円高懸念の後退などで相場環境が好転、企業業績も回復傾向にあり、資金調達の魅力が改善するとみられるためだ。
  野村証券公開引受部の大村法生次長はこのほど、ブルームバーグとのインタビューで、「上場を目指す会社向けのセミナーの状況などを見ると、数年前に比べて決して激減していない。環境が整えば軽く倍くらいにはなるだろう」と述べた。株式相場が良くなるという前提で考えれば、11年のIPO案件数の見通しは「30−40社」という。10年は22社だった。

MBO案件の再上場か
  11年にIPOが見込まれる企業の特徴として、経営陣による企業買収(MBO)案件の再上場が指摘されている。過去に業績低迷からMBOを行って上場廃止となり、非上場の間に経営の立て直しに成功した企業が、資金回収に動く可能性があるという。「株主がファンドなどの場合、投資回収が可能な株価が付くタイミングでないとIPOしない。そういう意味では、昨年は無理だった。相場が良くなれば、IPOするだろうと思い当たる企業は何社かある」と、大村氏は述べた。

ホンネで迫る!! ブラインド・インタビュー 2011年IPOは30-40社程度?日本証券新聞

業界関係者B 「11年IPOは30―40社と票読みする向きが多い。エントリーベースでは90社前後だが、実際に出てくるのは通常は3掛け。環境が良ければ5掛けだけどね」

本当に、新興市場が盛り上がらないと日本経済も復活しないよな。うちのボスの受け売りだけど、「在校生の元気がないなら、新入生が盛り上げないと。」